SDGs、カーボンニュートラル、脱炭素、ESG投資…。
製造業において、これらへの対応は「できたらいいな」ではなく必須のテーマです。
八興の「スーパー柔軟フッ素チューブ(エコフレンドリー)【E-SJECO】」は、外層に植物由来の原料(バイオマス原料)を使用することで、
従来品に比べ石油資源由来プラスチックを25%削減したフッ素積層チューブです。
八興は、樹脂チューブ・ホースのメーカーとして持続可能な社会の実現に貢献するために、これからも環境に配慮した製品開発に取り組みます。
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対象製品
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技術資料
■対象製品
スーパー柔軟フッ素チューブ(エコフレンドリー)E-SJECO
バイオマスPAチューブ ※参考品

【バイオマス原料使用】バイオマス度90%のポリアミド
バイオマスPEチューブ ※参考品

【バイオマス添加剤配合】バイオマス度16%のポリエチレン(PE)チューブ
バイオマスPEチューブ(生分解樹脂配合タイプ) ※参考品

【バイオマス添加剤配合】バイオマス度10%のポリエチレン(PE)チューブ
バイオマスPVCホース ※参考品

【バイオマス原料使用】バイオマス度40%の軟質ポリ塩化ビニル(PVC)ホース
■技術資料
バイオマス度とは?
生物由来の物質にしか含まれていない炭素(C14)がどのくらい含まれているかを示した数値です。バイオマス度が高いほどカーボンニュートラル(燃焼時のCO2排出量がゼロ)となり、環境負荷を低減させます。 (例:バイオマス度90%→CO2削減90%) ※各製品のバイオマス度は材料メーカー提供のデータです ※環境省「バイオマスプラスチック導入ロードマップ」に基づいています
柔軟性比較試験
〔試験方法〕
・チューブ端部に錘50g を加え1分後のたわみ量を測定する
・試料は直管になるように事前にアニール加工を行う
※試験温度:20℃
※③PTFE チューブ、④PFAチューブは弊社製品ではありません

〔試験結果〕

※E-SJECOの性能は、E-SJと同等です
許容曲げ半径測定試験
〔試験方法〕
常温下(23℃±2℃)でd'の値がd×95%時のRの値を測定
※許容曲げ半径試験の定義
「チューブが折れずに、かつ流体が安全に流せる曲げ半径で、これ以上、小さな曲げ半径で使用しないでください」という意味合い

〔試験結果〕
試料名 | 許容曲げ半径 |
(mm) | |
E-SJ-4 × 6 | 25 |
E-PD-4 × 6 | 25 |
E-SJUS-4 × 6 | 50 |
他社製フッ素チューブ | 23 |
※許容曲げ半径はある程度チューブが硬い方が小さくなります。
※E-SJECOの性能は、E-SJと同等です

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