スプリング入りホースの構造
糸入りホースの補強糸の代わりに線材が螺旋状に内蔵されたホースです。
鋼線などがコイル状に巻かれているため、ホースの保形性にすぐれ、潰れにくい特徴があります。
また、曲げ性にも優れ、省スペース配管に適しています。
スプリングホースの構造
スプリング入りホースの特徴
スプリングホースは鋼線が内蔵されているため、一般的な糸入りホース比べて耐圧強度にも強いと誤解されることがあります。
スプリングホースの最大の特徴は、つぶれにくく、許容曲げ半径が小さいということです。
スプリングホースは、螺旋状に線材を巻いているだけなので、耐圧強度は糸入りホースより低くなります。
スプリングホースに圧力をかけると、どんどん伸びてスプリングのピッチが広がり、膨れて破裂します。
E-TB-19(糸入りホース)の許容曲げ半径:13.5mm
E-SP-19(スプリングホース)の許容曲げ半径:7.5mm
E-SP-19(スプリングホース)の許容曲げ半径:7.5mm