現在、アルコールを流すと可塑剤が溶出してホースが硬化する。
軟質塩ビホースは、高濃度のアルコールを流すとホースの可塑剤がアルコールに溶出することによりホースが硬化します。
ホースの劣化が早くなってしまうのはもちろん、商品のアルコールに不純物が混入するという問題が生じます。

そのお悩みに、八興の技術力がお応えします!
軟質塩ビホースの問題点、可塑剤の溶出は、石油類、アルコール類と反応しやすいため、これらの流体を流す場合は、ホース材質の耐薬品性を確認する必要があります。
八興のKYシリーズ、柔軟フッ素シリーズは、優れた耐薬品性があり、アルコールを流してもホースの劣化はありません。
アルコールの搬送には、内層オレフィン樹脂のKYシリーズがおススメです。
技術資料
【重量変化比較 ~KYサンフーズ VS 一般塩ビホース~ 】
一般塩ビホースは可塑剤が流体(アルコール)に溶出し、重量が低下。硬化していることを示しています。このまま使用を続けると、ホースのひび割れや劣化につながるため、交換が必要です。
一方、KYサンフーズは低溶出のため、重量変化が少なく、硬化が進んでいないことを示しています。ホース交換は不要です。